
韓国のモビリティ企業カカオモビリティは3月16日、ソウル市江南区で自社技術を用いた自動運転タクシーサービスを開始した。
同社は「江南深夜ソウル自動車」と呼ばれる自動運転タクシーを運行する。カカオモビリティはすでにソウル市から自動運転車による旅客運送事業者として選定されている。
サービスは江南区の自動運転試験運行区域で、平日の午後10時から翌午前5時まで運行。利用者は配車アプリ「カカオT」の「すべて見る」画面から「ソウル自動車」アイコンを選ぶか、通常のタクシー呼び出し機能を通じて利用できる。
この自動運転システムには、AIが走行データを学習・検証する「AIデータパイプライン」が導入されている。カカオモビリティは2018年から都市道路の走行データをリアルタイムで収集しており、AIによる自動ラベリング技術で処理したデータを自動運転モデルの学習に活用してきた。
自動運転の認識・判断システムには、ディープラーニングを基盤とする「都市特化型認識コアモデル」を採用。信号機や歩行者など複雑な都市環境の要素を識別できるという。
車内には走行状況を表示する視覚化装置が設置され、周囲の障害物や走行ルートなどが乗客にリアルタイムで示される。
このサービスは現在無料で提供され、2026年4月から有料サービスへ移行する。
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