
多言語通訳者とグローバルスターのロマンスを描くNetflixオリジナル韓国ドラマ『恋の通訳、できますか?』の人気を背景に、ロケ地への旅行需要が急増している。主演のキム・ソンホとコ・ユンジョンが紡ぐ物語が深まるにつれ、異国情緒あふれる風景への関心も高まっている。
旅行業界によると、放送直後から日本やカナダ、イタリア関連キーワードの検索が平時を大きく上回った。旧正月連休と冬休みの繁忙期が重なり、“聖地巡礼”を兼ねた海外旅行の予約が活況を呈している。
カナダ・アルバータ州は作品のビジュアルを支える舞台。夜景を望む展望スポットやレトロなダイナーがファンの定番コースだ。圧巻はカナディアン・ロッキー。オーロラの下で向き合う名場面の舞台、アッパーカナナスキスレイクは強烈な印象を残した。直行便の利便性もあり、約10時間で大自然の懐へと飛び込める。
物語の縁が始まる鎌倉は、海沿いを走る江ノ電と踏切の風景が叙情を醸す。出会いの場面が撮られた極楽寺駅や七里ヶ浜は、SNSで“同構図ショット”が広がる人気スポット。華美ではないが、静かな海辺の情緒がロマンチックな余韻を強める。
後半の感情が高まる舞台はトスカーナ。レンガ色が印象的なカンポ広場は、中世の時間が止まったかのような景観で名場面を彩る。扇形の広場に腰掛けてエスプレッソを味わう主人公たちの姿は、欧州旅行への憧れをかき立てる。
通訳を通じて心を通わせた物語は終盤へ向かうが、スクリーンに刻まれた風景は新たな旅へと誘う。余韻を胸に飛行機へ乗り込む瞬間、あなた自身のロマンスが始まるかもしれない。
(c)news1