2026 年 3月 13日 (金)
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ソウル大学合格者に異変…一般高校出身が11年ぶり最多になった背景

ソウル大学正門(c)news1

ソウル大学の一般入試合格者のうち、一般高校出身者の割合が、過去11年間で最も高い水準に達した。科学高校や英才学校における医歯薬系進学の制限、および内申点競争の負担増により、特殊目的高校(特目高)の人気が低下し、成績上位層が一般高校へ進学する流れが強まった結果とみられる。

大手予備校の鍾路学院は1月30日、ソウル大学の「2026学年度 一般入試選抜結果」を分析した。その結果、一般入試合格者1587人のうち、特目高と自律型私立高校(自私高)出身者の割合は25.5%にとどまり、2016学年度以降で最低となった。

学校種別で見ると、科学高校の合格者は前年の22人から10人へと54.5%減少。外国語高校も59人から31人へ47.5%減り、ほぼ半減した。英才学校は48人から40人へ16.7%、国際高校は16人から14人へ12.5%それぞれ減少した。

一方、一般高校と自私高の合格者数は増加した。自私高は前年の287人から310人へ8.0%増え、一般高校は999人から1037人へ3.8%増加。一般入試合格者全体に占める一般高校出身者の割合は65.3%に達し、11年ぶりの最高値を記録した。

自私高については、前年度に医学部の募集定員が大幅拡大した影響で、理系教育に強みを持つ自私高からソウル大学理系学部への合格者が相対的に増えた可能性があると分析されている。

特目高・自私高の合格比率は長期的な下落傾向にある。2016学年度の48.2%から、2018学年度に初めて30%台へ低下し、2026学年度には25.5%まで落ち込んだ。

また、浪人生の減少も目立つ。2026学年度の合格者のうち浪人生は879人で、前年より2.4%減少。全体に占める割合は55.39%と、2019学年度以降で8年ぶりの低水準となった。一方、現役生(在学生)の合格者は664人で、前年より31人(4.9%)増え、現役比率も41.84%と2020学年度以降で最高となった。

鍾路学院は、こうした変化の背景として、特目高および浪人生集団における大学修学能力試験高得点者の減少を挙げる。科学高校や英才学校は医大進学が制限される構造的要因により最上位層の進学動機が弱まり、外国語高校や国際高校も内申競争の激化で最上位層の比率が下がったという。

加えて、浪人生の減少には医大入試の影響もある。2025学年度に医学部定員が大幅に拡大したことで、高得点者の多くが既に医大や上位理系学科に進学しており、2026学年度に再挑戦する層が減った可能性が高い。

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