2026 年 3月 13日 (金)
ホーム政治韓国・非常戒厳で一審懲役23年、韓悳洙前首相と特検、双方が控訴…法廷闘争は第2幕へ

韓国・非常戒厳で一審懲役23年、韓悳洙前首相と特検、双方が控訴…法廷闘争は第2幕へ

ハン・ドクス(韓悳洙)前首相(c)news1

韓国の非常戒厳(2024年12月3日)を巡り、内乱重要任務従事などの罪に問われたハン・ドクス(韓悳洙)前首相が一審で懲役23年の実刑判決を受けたことを受け、前首相側と内乱特別検察チームの双方が控訴した。

ハン・ドクス氏は26日、ソウル中央地裁に控訴状を提出した。特検側も同日、無罪とされた一部について不服として控訴したと明らかにした。

一審は21日、内乱重要任務従事などの罪でハン・ドクス氏に懲役23年を言い渡し、法廷で拘束した。これは特検が求刑した懲役15年を8年上回る重い量刑だった。裁判所は非常戒厳を「上からの内乱」「親衛クーデター」と位置付け、厳罰が相当と判断した。

判決は、ユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領について「国家の領土全域で国憲を乱す目的の下、多数を結合して実力を行使し、害悪を告知することで、地域の平穏を害する程度の威力を伴う暴動を引き起こしたと認められる」と認定。非常戒厳の宣布、違憲・違法な布告令の発令、軍・警を動員した国会や中央選挙管理委員会の占拠、出入り統制、押収・捜索といった一連の行為を内乱に当たるとした。

その上で、「12・3内乱は上からの内乱に該当し、その危険性は下からの内乱と比べものにならない。選挙で選ばれた権力者が憲法と法律を軽んじて内乱に及ぶことで、民主主義と法治主義に対する国民の信念を根底から揺るがす」と指摘した。

裁判所は、ハン・ドクス氏が非常戒厳の場面で「国務会議(閣議)の審議」という外形を整える役割を担い、当時の国務委員(閣僚)らから文書への署名を得ようとするなど、内乱に加担したと判断。ユン・ソンニョル氏やカン・ウィグ大統領秘書室付属室長(当時)、キム・ヨンヒョン(金龍顕)国防相(同)と共謀し、非常戒厳宣布文の表紙を虚偽作成し、任意に破棄した点も有罪とした。一方、当該文書を行使した事実までは認められないとして、虚偽作成公文書行使罪は無罪とした。

また、ユン・ソンニョル氏の弾劾審判に証人として出廷し、「大統領室から特別な文書を受け取った事実はない」と趣旨の虚偽証言をした点についても有罪と認定した。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular