
韓国で最近、がん手術を受けた40代女性が、夫から離婚を求められたとして裏切られた思いを明かした。
JTBC「事件班長」は22日の放送で、がん手術直後に夫の不倫を知ったという40代女性のエピソードを紹介した。
それによると、女性は高校時代の友人だった夫と結婚し、息子を授かった。女性は、30年以上共に過ごした夫ほど自分をよく知る人はいないと思っていた。実際、夫は女性に尽くしていたという。女性が2025年に胃がんと診断されると、夫は病院に付き添い、そばで支えた。
夫の行動に変化が生じたのは手術直後だった。手術を終えて病院で回復していた女性は、夫から突然「離婚しよう」というメッセージを受け取った。その後、病室を訪ねてきた夫は「お互いの幸せのために、ここで終わりにした方がよさそうだ」と告げた。
女性は「息子が傷つくかもしれない」「慎重に考えてほしい」と訴えたが、夫の意思は変わらなかった。夫は息子にも女性と離婚する考えを伝え、ほどなくして「一人の時間が必要だ」と海外へ行ってしまった。
女性は結局、一人で退院して自宅に戻った。家で痛む体を引きずりながら外付けハードディスクを整理していたところ、夫がバックアップしていた携帯電話のデータを見つけた。そこには、夫が不倫相手と撮った写真や、互いに愛称で呼び合って笑う動画、通話録音など、3年前から不倫していた状況が残っていた。
女性は「最初は、私が病気だから離婚したいのか、病気は私が変えられない状況だから離婚に応じるべきなのかと思った」とし、「外付けハードディスクを見た瞬間、頭の中がとても複雑になった。夫は私が思っていたような人ではなかった。人間のクズだと思った」と語った。
さらに「すでに壊れた夫婦でも、相手が病気だと聞けば様子を見るものではないか。それを我慢できず、病院で必ず離婚話をしなければならなかったのか。そこが一番理解できない。よりによって、なぜあの時だったのかと思う」と訴えた。
女性は現在、夫と協議離婚の手続きを進めているという。ただ、まだ不倫の事実を把握しているとは伝えていないという。
この話を聞いた番組の弁護士は「こうした場合、じっと我慢して暮らすケースも多い。しかし女性がひとまず離婚を決めた以上、夫が提示する条件が非常に重要になる」と指摘した。
さらに「円満に進めばよいが、離婚すると決めたなら、夫の不倫を知っていることくらいは伝えた方がよいと思う」とし、「何も言わず静かに離婚手続きが終われば、胸の中に恨みとして残るのではないか」と助言した。
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