
泥酔した乗客に「車内でおう吐した」とうそを言って金をせしめていた韓国のタクシー運転手が、警察の潜入捜査で摘発され、実刑を言い渡された。被害総額は約1億5000万ウォン(約1616万円)にのぼるという。
今月初めに放送されたMBCエブリワンのバラエティ番組「ヒドゥンアイ」が、昨年3月に起きた事件の犯行場面を収めた映像を公開した。
この運転手は、乗客が眠っているすきに、おかゆやコーヒー、コーラを混ぜた「偽の吐しゃ物」を車内にまいたり、客の衣服に付けたりし「吐いた」「暴れた」などと脅迫。清掃費などの名目で金を巻き上げていた。
情報を入手した警察はおとり捜査を展開し、警察官がこのタクシーに乗って問題の「吐しゃ物」を入手。国立科学捜査研究院で分析した結果、人間のものではないことが分かり、捜査を本格化させた。
運転手は2010年代にも同様の事件で実刑を受け、出所4カ月後から1年以上にわたり再び犯行を繰り返していた。
裁判所は悪質性の高さを理由に懲役4年6月の実刑を宣告した。
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