
夫のスマートフォンを見て浮気を知った韓国の女性が「プライバシーの侵害だ」と逆ギレされたというエピソードが21日のYTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談室」で紹介された。女性はうつと診断されるなど悩みを募らせている。
ある日、長女が夫のスマートフォンでゲームをしていた際、妙なメッセージを目にし、女性に「お父さんが浮気してるみたい」と打ち明けた。夫は「見間違いだ」とごまかしたが、スマホを見せようとはしなかった。
そこで女性が夫が以前使っていたスマートフォンを確認すると、会社の女性社員との会話の録音が残っていた。性的な内容で、ただならぬ関係とすぐに分かるものだった。
以来、女性は毎夜泣きながら眠る日々が続いた。娘も腹痛を訴え、学校に行きたがらなくなり遅刻が増えた。それを見た夫は「お前のせいだ」「母親失格だ」と責め立てた。女性は精神科で「急性うつ症状」と診断され、医師からは娘にも心理検査を受けさせるよう勧められた。
女性は夫が謝罪し、相手の女と会わないと約束してくれれば胸のつかえが少しは取れると考えているが、夫は「夫婦であってもプライバシーは尊重されるべきで、勝手にスマホを見たのは違法だ。警察に通報する」と居直っている。
女性は「子どもはまだ幼いし、離婚したくない。でもこのままでは一緒に暮らせない」と述べた。
番組のパク・ギョンネ弁護士は「スマホを無断で見たことは情報通信網法上の秘密侵害罪に該当する可能性があるが、録音ファイルの再生は通信秘密保護法違反にあたらない」と説明。「離婚には娘の証言だけでは証拠が不十分。過去の通話録音や通話履歴などの証拠を確保する必要がある」と助言した。
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