2026 年 4月 28日 (火)

年間アーカイブ 2025

韓流俳優の「過剰警護」、民間警備員と警備会社に罰金刑…韓国裁判所「芸能活動中の撮影は当然想定される」

韓国で2024年7月、仁川国際空港で俳優ピョン・ウソクの出国時に「過剰警護」が敷かれた件について、裁判所が「芸能人として公的活動をする際には人々による撮影を甘受すべきだ」と指摘した。 仁川地裁は10月2日、警備業法違反の罪に問われた民間警備員(44)に罰金100万ウォンを言い渡し、所属警備会社にも同額の罰金を科した。 民間警備員らは2024年7月12日午前、香港でのアジアファンミーティングに出発するピョン氏を警護する過程で、空港ゲートを制止したり、乗客の顔にフラッシュを照射して視覚を刺激したりするなど、警備業務の範囲を逸脱した行為をしたとされる。航空券の確認までしたことも明らかになり、ネット上で「過剰警護」論争が広がった。 裁判で弁護側は「警備業務の範囲を逸脱せず、故意もなかった。正当行為にあたる」と主張した。しかし裁判所は「光もまた強制力を持ちうる物理力であり、相手の視覚を直接刺激する行為は物理力の行使にあたる」と退けた。 判決はまた「ピョン氏は当時、危険にさらされている状況ではなく、撮影していた人々は空港利用者や職員に過ぎなかった。民間警備員の行為は身辺保護ではなく、撮影を妨害することが目的だった」と指摘。さらに「芸能人として公に活動する場で人々が集まり撮影するのは当然想定されることで、特別な事情がない限り甘受すべきだ」と強調した。 (c)NEWSIS

社会的弱者配慮の制度を悪用…韓国・障害者駐車証を改ざんし使用した58歳女性の罪と罰

障害者専用駐車区画を使用する際の駐車証を改ざんして利用した被告の女(58)に対し、韓国の裁判所が執行猶予付きの懲役刑を言い渡した。 ソウル東部地裁は9月10日、公文書偽造と偽造公文書行使の罪で起訴された被告に懲役8月、執行猶予2年の判決を出した。 判決によると、被告は2023年3月、世宗(セジョン)市内の高速道路サービスエリアで障害者専用駐車証を拾得。記載されていた車両ナンバーを消して自分の車のナンバーを書き込んだ。 その後の同年12月27日午前、世宗市内の建物駐車場で車両前面にこの偽造駐車証を掲示し、障害者専用区画に駐車した。 地裁は「社会的弱者を配慮するために設けられた制度を悪用した行為は軽視できない」と指摘しつつ、被告に軽度の障害があることなどを考慮した。 (c)NEWSIS

Com2uS新作「桃源暗鬼 Crimson Inferno」…リアルなグラフィックで原作の魅力倍増

韓国発ゲーム会社Com2uSの新作「桃源暗鬼 Crimson Inferno」が、東京ゲームショウ(TGS 2025)で公開された。高品質なグラフィックと独自のカードシステムを前面に打ち出し、原作アニメの人気をゲームに拡張する狙いだ。 この作品は、2025年7月から放送中の同名TVアニメ「桃源暗鬼」をもとに開発されたモバイル・PC対応のクロスプラットフォーム型ターン制RPG。原作は日本民話をモチーフに、鬼の血を引く者と桃太郎の血を継ぐ者との対立を描き、累計発行部数400万部を突破した人気作だ。 TGS会場に設置されたCom2uSのブースでは、来場者が実際に試遊可能。最大の特徴は「カードシステム」で、キャラクターごとに所持するスキルカードを同じ色で組み合わせることで効果が増幅される。カードの組み合わせと敵からのダメージ回避をめぐる駆け引きが、ターン制RPG特有の戦略性を一層引き立てていた。 開発陣インタビューにはアートディレクターのキム・ピルジョン氏、プロデューサーのイ・ドンウォン氏、そして原作制作委員会から原口雄樹プロデューサーが参加。キム・ピルジョン氏は「自然な動作の実現と、多彩なカメラアングルによる立体感の演出に注力した」と語った。イ・ドンウォン氏は「カードシステムを導入し、誰でも楽しめる一方で、組み合わせによって戦略性を高めた」と強調した。 TGSで公開した理由について、イ・ドンウォン氏は「原作アニメが現在人気を博しており、相乗効果を最大化するには今が最適のタイミングだと判断した」と説明。ただしリリース時期は「アニメ第1期の放送終了前に拙速に出すつもりはない。できる限り早期に発売したいが、時期はまだ調整中」と明言を避けた。 (c)news1

500円以下でキレイになれる!?…韓国で加熱する“超低価格ビューティー戦争”

韓国の流通業界が次々と価格破壊型の化粧品を投入し、「超低価格ビューティー」市場での競争が激化している。 オンラインファッション大手のムシンサは自社ブランド「ムシンサ・スタンダード・ビューティー」を通じて、3900~5900ウォン(約413円~約625円)のスキンケアラインを発売。クレンジングフォームやクリーム、トナー、セラムなど計8品目をそろえた。代表商品のセラムは世界的ODM企業コスメックスと共同開発し、低価格と品質を両立させた。 一方、韓国の均一ショップ大手ダイソーは既に5000ウォン(約529円)以下の商品で「ビューティー革命」を起こしている。マスクパックは500ウォン(約53円)、リップやアイシャドウ、スキンケア商品もすべて5000ウォン(約529円)以下で販売。マモンド、トニーモリー、ドクタージー、ザ・フェイスショップなど既存の化粧品メーカーがダイソー専用ブランドを供給するほどだ。ダイソー化粧品の売り上げは2021年以降、毎年大幅に増加し、2024年には前年比144%の成長を記録した。 大型マートやコンビニも参戦している。イーマートはLG生活健康と組み、ビヨンドのセカンドブランド「グローアップ バイ ビヨンド」のシリーズを4950ウォン(約523円)均一価格で展開。発売10週で約4万個を売り上げた。コンビニ大手CU(BGFリテール運営)は化粧品ブランド・エンジェルルカと協業し、昨年基礎化粧品を発売、今年は3000ウォン(約317円)以下の色物化粧品にも領域を広げた。 業界が低価格化粧品に注力する背景には「高い利益率」と「不況下の消費傾向」がある。化粧品は利益率が高く、消費期限が長いため在庫管理も容易だ。ODM企業との提携でさらに利幅を拡大できる。加えて、物価高の中で合理的消費を志向する消費者が増え、10代・20代にとどまらず30~50代も低価格商品の主要顧客となっている。 業界関係者は「高物価時代において、低価格で品質を確保した超低価格ビューティー製品が人気を集めている。競争はさらに激しさを増すだろう」と見通した。 (c)news1

韓国MUSINSA、ビューティーで世界進出強化…自社ブランド競争力を前面に

韓国の大手ファッションEC企業「ムシンサ(MUSINSA)」がビューティー事業のグローバル展開を本格化している。自社ブランドの競争力を高め、ファッションに続く成長軸を築く狙いだ。 ムシンサは9月25日、世界的化粧品ODM(研究・開発・製造受託)企業のコスマックス(COSMAX)と戦略的協力を結んだと発表した。ブランド企画力を持つムシンサと研究開発・製造に強みを持つコスマックスの連携により、差別化された新製品を開発し、ビューティー事業の競争力を高める。 協力内容は、新原料の共同開発、新技術や新処方の共同研究、ムシンサの自社ビューティーブランド「ODDTYPE」の中国生産プロジェクトなど多岐にわたる。 ムシンサはファッション事業で培った企画・ブランディング力を生かし、ODDTYPEを前面にグローバル展開を加速。すでにアジア主要国での販路を広げており、マレーシアでは現地最大手H&Bチェーン「ガーディアンズ」に入店、全ラインナップを投入して市場攻略に乗り出した。日本ではロフト、プラザ、アットコスメといった大手流通に展開し、タイでは大型モールでのポップアップストアやインフルエンサーとの協業で認知度を高めている。 オンラインでも積極的に攻勢をかけ、シンガポールのEC「ココモ」や米国アマゾンに参入。さらに9月中にグローバル専門プラットフォーム「スタイルバナ」にも入店予定で、販路は一層拡大する見込みだ。 業界では、ファッションプラットフォームから出発したムシンサが自社ビューティーブランドを軸に「ブランディング中心戦略」で世界市場に挑戦している点に注目している。K-ビューティーの拡散の中で差別化を図り、ファッションからビューティー、ライフスタイルまで網羅する垂直型コマース企業としてZ世代を中心にグローバル消費者との接点を広げる契機になるとの見方もある。 流通業界関係者は「K-ビューティーが世界で次世代の成長動力として注目される中、ムシンサはファッションで築いたブランド力をビューティーに接続し独自路線を歩んでいる。今後はグローバル市場で独自のブランド価値を確立できるだろう」と語った。 (c)news1

韓国の自殺率、2年連続上昇、OECD加盟国で最高水準に…10~40代の死因1位

韓国の自殺死亡者数が2024年に前年より6.4%増加し、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最も高い水準を記録した。統計庁が9月25日に発表した「2025年死因統計」によると、人口10万人当たりの自殺率は29.1人に達し、2011年以来の高水準となった。特に10代から40代までの主要死因1位は自殺であり、深刻さが浮き彫りとなった。 統計によれば、2024年の自殺者数は1万4872人で前年(1万3978人)より894人増加。自殺率は前年より1.8人(6.6%)高まり、OECD平均の10.7人を大きく上回った。韓国の年齢標準化自殺率は26.2人で、2位のリトアニア(18人、2023年基準)の1.6倍に達した。 年代別にみると、30代(14.9%増)、40代(14.7%増)、50代(12.2%増)で上昇した一方、70代(8.7%減)、80歳以上(10.3%減)では低下した。自殺は10~40代で死因1位、50代で2位を占めた。統計庁人口動向課のパク・ヒョンジョン課長は「40代は経済的、精神的、身体的要因が影響したとみられる」と述べた。 死亡者は総計35万8569人で前年より1.7%増加。死因別では悪性新生物(がん)、心疾患、肺炎、脳血管疾患、自殺、アルツハイマー病、糖尿病、高血圧性疾患、肝疾患、敗血症が上位10位を占め、全体の66.7%を占めた。このうちがん、心疾患、肺炎の3大死因で全体の42.6%を占めた。 死因別死亡率(人口10万人当たり)はがん174.3人、循環器疾患134.7人、呼吸器疾患89.8人などが上位。前年より上昇した死因はアルツハイマー病(10.3%増)、肝疾患(7.4%増)、自殺(6.6%増)、交通事故(5.2%増)などだった。逆に新型コロナウイルス(56.8%減)や敗血症(0.8%減)は減少した。 (c)news1

韓流パク・ボゴム、「韓服ウェーブ」初の男性単独モデルに

韓国の俳優パク・ボゴムが、男性韓服の魅力を世界に発信する。文化体育観光省と韓国工芸・デザイン文化振興院は10月2日、韓流連携プロジェクト「2025韓服ウェーブ」で制作したパク・ボゴムの韓服を公開した。 「韓服ウェーブ」は優れた韓服デザイナーと韓流アーティストが協業し、伝統と現代感覚を融合した韓服を開発して世界舞台に紹介する事業。これまで2022年は元フィギュア選手のキム・ヨナ、2023年は歌手兼俳優のスジ、2024年は俳優キム・テリがモデルを務めてきた。今年は初めて男性韓服に焦点を当て、パク・ボゴムを単独モデルに起用した。 パク・ボゴムは公募で選ばれた韓国内4社のデザイナーと企画段階から協力し、伝統の美と現代的な感覚を結合した作品を仕上げた。 韓服姿のパク・ボゴムを収めた映像は、韓国の代表的な名節である秋夕(チュソク)に合わせて制作され、6日に公開される。ニューヨーク・タイムズスクエア、ミラノ・ドゥオーモ広場、東京・新宿の大型ビジョンに映し出され、パリ・シタディウムでは6日から12日まで上映される。ソウルでは明洞・新世界スクエアの大型スクリーンで月内放映され、帰省客や外国人観光客を迎える。 文化体育観光省のイ・ジョンミ文化政策官は「伝統文化と大衆文化が融合して洗練された魅力を示すのが最近の韓流の潮流だ。韓流スターのパク・ボゴムを通じて、現代の男性韓服の美しさが世界に広がることを期待する」と述べた。 (c)NEWSIS

プラスチックドラム缶撤去の影響か…韓国・仁川大橋で飛び降り相次ぐ

韓国仁川市の松島(ソンド)と永宗島(ヨンジョンド)を結ぶ仁川大橋で9月25日未明、車両を停車させたドライバーが橋から海に飛び降りた。9月に入って同様の事故はこれで3件目となる。 仁川海洋警察署によると、9月25日午前3時33分ごろ、仁川大橋の管制室から「人が海に落ちたようだ」との通報が寄せられた。出動した海警は、主塔付近の車道に停車中の車両を発見し、車内からは遺書が見つかった。 海警は、運転していた30代の人物が海へ飛び込んだものとみて、警備艦艇3隻を投入し、海上で捜索した。 同橋では9月9日と22日にも、30代のドライバーが車両を止めて海に飛び込み死亡する事故が発生しており、今回が3件目。同様の事故が1カ月の間に続く異常事態となっている。 仁川大橋は2009年の開通以来、累計88人が飛び降りており、そのうち66人が死亡、14人が行方不明と記録されている。 これほどまでに繰り返される飛び降り事故に対し、投身防止策や緊急対応のための効果的な措置は依然として不十分だとの批判が出ている。 2022年には、橋の路肩に車両を駐停車させないようにするため、プラスチック製のドラム缶1500個が設置されたが、緊急時の対応を妨げる可能性があるとして、8月にすべて撤去された。 関係者からは「ドラム缶撤去以降、投身事故が再び増えている」との指摘もあり、実効性のある対策の必要性が改めて問われている。 (c)news1

秋夕連休?「行く場所はない」…韓国・孤独な高齢者たちの現実

「息子は2人、娘は1人いたが、娘は亡くなり、息子たちとは20年以上も音信不通だ。戸籍に名前があるだけだよ」 秋夕(チュソク)連休を翌日に控えた10月2日、ソウル市鍾路区のタプゴル公園で出会った77歳のキムさんは、記者の「今年の名節は子や孫と会うのか」という問いにこう答えた。 午前9時20分ごろ、公園には約60人の高齢者が像の前や東屋、木のベンチに座り、一人で時間を潰していた。地方から上京し、簡易宿泊所で生活しているというキムさんは「連休中の予定は何もない。テレビを見るか、近所のスーパーをぶらつくだけだ」と語った。 京畿道高陽市から週3回以上通っている86歳のソさんも「子どもたちは連休中に一日だけ訪れる。誕生日や特別な日には外食に連れて行ってくれるが、連休は違う」と寂しさをにじませた。さらに「普段利用する福祉館も連休中は閉まってしまう」とも語った。 園内では目を閉じて居眠りをする人、新聞を読む人、爪を切る人などが見られた。 「昔は娘夫婦が来るとごちそうを用意して待っていたが、2022年から縁が切れてしまった」。こう語る69歳の女性キムさんは、この日も午前11時半から始まる無料給食で昼食を済ませる予定だという。「連休をどう過ごすか分からない」と途方に暮れていた。 近くの宗廟広場公園も同じく高齢者たちで混み合っていた。80歳のホさんは「名節だからといって特別なことはない。やることが何もない。子どもがいないので、いつも孤独だ。もう歳だから必要なものもない」と言い残し、周囲の仲間のもとへ向かった。 ベンチで音楽を聴いていた78歳のキムさんも「連休に行くところなんてない。旅行も仲間と行くから楽しいのであって、一人では意味がない。ただ時間を過ごし、最期の日を待っている」と静かに席を立った。 (c)NEWSIS

旅行経験者は幸福度・ウェルビーイング・人生満足度が高い…韓国・漢陽大が研究結果

韓国で最近3カ月以内に旅行を経験した人は、そうでない人よりも幸福度や人生の満足度が明らかに高いことが分かった。 漢陽大学観光研究所の研究チームが全国の成人1000人を対象に調査した結果、「旅行をした集団」(800人)の幸福感指数は10点満点で6.6点、主観的ウェルビーイングは5点満点で4.11点、人生満足度は5点満点で3.3点だった。これに対し「旅行をしなかった集団」(200人)は幸福感5.62点、主観的ウェルビーイング3.09点、人生満足度2.81点と低く、特に後者2項目で大きな差が出た。 さらに分析では、旅行満足度が1段階上がるごとに人生満足度が平均0.29点上昇することも判明。満足度の高い旅行体験は単なる余暇にとどまらず、人生全体の質を高める効果があると示された。 また旅行後に体験を共有する頻度も重要な要因だった。写真や感想を「非常によく共有する」人々の人生満足度は3.91点で、「あまり共有しない」人々(2.87点)を大きく上回った。研究チームは、旅行そのものよりも後から振り返る過程で肯定的な感情が強化され、幸福感が持続すると説明した。 漢陽大観光研究所のイ・フン所長は「旅行は単なる移動ではなく、経験から形成される記憶が幸福を長く維持させる。自殺率やうつ病率が高い韓国社会で国民の幸福感を高めるには、政策的に旅行機会や良質な経験を拡大する努力が必要だ」と強調した。 (c)news1
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