2024 年 5月 14日 (火)
ホームエンターテインメント韓流エンタメ事務所の元トップ、「所属歌手の薬物捜査」もみ消し事件の控訴審で逆転有罪

韓流エンタメ事務所の元トップ、「所属歌手の薬物捜査」もみ消し事件の控訴審で逆転有罪

ヤン・ヒョンソク氏(c)news1

ソウル高裁は8日、所属歌手の薬物使用に関する捜査をもみ消すために情報提供者を脅迫した罪に問われた韓国の芸能事務所YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク元代表(総括プロデューサー)について1審の無罪を破棄し、懲役6月、執行猶予1年の逆転有罪判決を言い渡した。

ヤン元代表はYGのアイドルグループ「iKON(アイコン)」のメンバーだったB.I(ビーアイ、本名キム・ハンビン)の薬物使用事件の捜査を妨害するため、情報提供者である歌手練習生を懐柔・脅迫したとして、特定犯罪加重処罰法違反(報復脅迫・面談強要など)の罪に問われていた。

1審で無罪とされた報復脅迫については高裁も無罪を維持したが、検察が4月に控訴審で追加で訴追した面談強要の罪について有罪と判断した。

高裁は「ヤン元代表がYGの実質的代表という地位を利用して陳述を覆すよう要求した」と認定したうえ「元代表が威力を行使した以上、処罰を免れることはできない。社会的地位を考慮すると罪は軽くない」と述べた。

練習生が陳述を覆したことでB.Iへの内偵はいったん終結したが、2019年ごろに捜査が再開され、最終的にB.Iは薬物類管理に関する法律違反の罪で懲役3年、執行猶予4年を宣告された。

(c)news1

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