
韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領の法律代理人団は6日、第2次特別検察官(特検)チームによる初の召喚調査で、ユン・ソンニョル氏が警察官による取り調べを拒否した事実を認めた。一方、取り調べ中にユン・ソンニョル氏が大声をあげて抗議したとする一部報道については否定し、「実際に声を荒らしたのは特検側だ」と反論した。
法律代理人団が同日発表した立場文によると、この日の取り調べは当初、特検チームに派遣された警察官が担当する予定だった。これに対しユン・ソンニョル氏側は「検事による取り調べ」を求めて拒否。ユン・ソンニョル氏側は「検事の地位にある者が尋問するなら誠実に応じる。準備ができるまで何時間でも待つ」と伝えたが、特検側が「検事による取り調べは不可能」との立場を崩さなかったため、午前の調査は実質的に進まなかったという。
その後、午後の追加協議を経て、午後1時半から約2時間、特別検察官補の立ち会いの下で実質的な取り調べが進められた。ユン・ソンニョル氏側は、午前のやり取りの中で特検側の捜査関係者が大声を出し、納得しがたい発言をしたと主張している。
ユン・ソンニョル氏は、2024年12月に「非常戒厳」を宣言した直後、国家安保室の幹部らを通じて米国など友好国に対し、戒厳を正当化するメッセージを伝えるよう指示した職権乱用権利行使妨害の疑いが持たれている。
特検チームは、ユン・ソンニョル氏が外交省の公務員らに義務のない仕事を指示したほか、国家情報院を通じて米中央情報局(CIA)にも同様のメッセージを発信させた疑いがあるとみて、捜査を進めている。
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