2026 年 5月 4日 (月)
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韓国ネイバー・カカオ好調もAI収益化は途上…エージェント競争本格化

ネイバーとカカオのロゴ(c)NEWSIS

韓国の大手プラットフォーム企業ネイバーとカカオが、2026年1~3月期に過去最高の業績を記録する見通しとなった。コマースや広告事業の成長が全体をけん引している。

ネイバーは売上高約3兆1510億ウォン(約3500億円)、営業利益約5647億ウォン(約630億円)と予想され、コマース部門の収益性改善が主因とされる。手数料引き上げやスマートストア取引の安定成長が寄与した。

同社はAI活用も進めており、ショッピングサービスにAIエージェントを導入。利用者の検索履歴や購買意図を分析し、最適な商品を提案することで利用時間と取引拡大を狙う。また対話型検索「AIタブ」も公開し、複雑な条件を含む検索に対応する。

一方、カカオも売上高約2兆91億ウォン(約2200億円)、営業利益約1753億ウォン(約190億円)と好調が見込まれる。カカオトークを基盤とした広告・コマース事業「トークビズ」が収益を支えている。

AI分野では、カカオは「カカオツールズ」に外部企業を取り込み、日常サービスを一体化するエコシステム構築を進める。新たに公開した「カナナ」は、会話文脈を理解し個別化された機能を提供する。

ただし、両社ともAI事業の本格的な収益化はまだ初期段階にある。現在は利用者拡大とサービス高度化に注力しており、明確な収益モデルの確立が課題だ。

今後は、ネイバーがショッピングを起点に各分野へAIエージェントを拡大する一方、カカオはメッセージ基盤で日常の課題解決を担うAI構築を進める。

(c)NEWSIS

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