2026 年 5月 6日 (水)
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韓国の次世代中型衛星2号、地上局との交信に成功…国土・災害などの観測任務

宇宙航空庁のユーチューブ(c)news1

韓国の産業界主導で独自開発された初の衛星「次世代中型衛星2号」が3日午後、無事打ち上げられ、海外地上局との交信にも成功した。次世代中型衛星2号は2026年下半期から、国土や災害などの観測任務を本格的に担う予定だ。

今回の打ち上げと交信成功は、民間主導で国産技術によって直接製作された衛星の自立性を証明するものとなった。

宇宙航空庁と国土交通省は、次世代中型衛星2号が3日午後4時、米カリフォルニア州バンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられた後、初交信に成功したと明らかにした。衛星はスペースXのロケット「ファルコン9」に搭載されて打ち上げられた。

次世代中型衛星2号は打ち上げから約60分後、高度約498キロでロケットから分離された。その約15分後、午後5時15分にノルウェー・スバールバル地上局との初交信に成功し、本体システムなどの状態が良好であることが確認された。

初期運用期間中は、衛星との24時間交信を維持するため、ノルウェーのスバールバル地上局、南極のトロール基地と世宗基地の3カ所の海外地上局を連携して活用する。

今後、次世代中型衛星2号は太陽同期円軌道で正常運用中の次世代中型衛星1号と共同運用される。任務寿命は4年だ。

次世代中型衛星2号は、本体と搭載体の中核部品をすべて韓国国内技術で開発し、韓国の宇宙技術の自立性を示した。

民間企業の韓国航空宇宙産業(KAI)は2015年から、政府研究機関の韓国航空宇宙研究院と次世代中型衛星1号の開発事業に共同設計チームとして参加し、技術移転を受けた。これを基に、次世代中型衛星2号の総括主管機関として開発を成功させた。

次世代中型衛星2号は500キロ級の標準プラットフォームに高解像度の白黒・カラー光学カメラを搭載し、朝鮮半島の国土・災害管理に必要な高精密映像を独自に確保する。

2026年下半期から、地上観測や変化探知、地図作製、都市計画の策定など国土資源管理のほか、台風、豪雪、洪水、山火事の被害観測と対応など災害分野で活用される。

次世代中型衛星2号の打ち上げと交信成功は、今後の後続衛星開発と宇宙産業の競争力強化の基盤になると期待されている。

(c)news1

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