2026 年 5月 5日 (火)
ホームライフスタイルビューティーKビューティー明暗…アモーレは増収増益の快進撃、LG生活健康は減益も「黒字転換」で反撃へ

Kビューティー明暗…アモーレは増収増益の快進撃、LG生活健康は減益も「黒字転換」で反撃へ

アモーレパシフィック本社(c)news1

韓国化粧品大手2社の2026年第1四半期決算は、明暗が分かれた。

アモーレパシフィックグループは国内事業の収益性改善と海外成長を追い風に、売上高と営業利益がともに増加した。一方、LG生活健康は前年同期比で減益が続いた。ただ、LG生活健康は直前の四半期の営業赤字から、1四半期で黒字転換し、業績回復の手がかりを見せた。

業界によると、アモーレパシフィックグループの第1四半期連結売上高は1兆2227億ウォン(約1345億円)、営業利益は1378億ウォン(約152億円)だった。前年同期比でそれぞれ5.0%、6.9%増えた。主力子会社のアモーレパシフィックも売上高1兆1358億ウォン(約1249億円)、営業利益1267億ウォン(約139億円)で、それぞれ6.0%、8.3%増加した。

アモーレパシフィックの業績改善は、国内事業の収益性回復と海外市場の成長が重なった結果とみられる。国内事業は売上高が小幅に減ったものの、営業利益が大きく伸び、収益性改善が際立った。エストラなどダーマブランドの成長や、北米アマゾン、日本市場など海外チャネルの拡大も業績を支えたとの評価だ。

LG生活健康は同じ期間、連結売上高1兆5766億ウォン(約1734億円)、営業利益1078億ウォン(約119億円)を記録した。前年同期比でそれぞれ7.1%、24.3%減少した。純利益は887億ウォン(約98億円)で14.2%減った。

ただ、直前の四半期と比べると雰囲気は異なる。LG生活健康の第1四半期売上高は前四半期比7.0%増え、営業利益は黒字転換した。営業利益率も2025年第4四半期のマイナス4.9%から、2026年第1四半期には6.8%へ改善した。LG生活健康関係者は、2025年から免税を中心に進めてきた韓国国内流通チャネル再整備が、徐々に成果につながっていると説明した。

事業別に見ると、LG生活健康のビューティー部門の不振が全体業績の負担となった。ビューティー部門の第1四半期売上高は7711億ウォン(約848億円)、営業利益は386億ウォン(約42億円)で、前年同期比でそれぞれ12.3%、43.2%減少した。免税向け物量の調整、オフライン店舗の効率化、中長期成長に向けたマーケティング投資拡大が影響した。

一方、海外では一部で前向きな流れも見られた。日本と中国の売上高はそれぞれ14.4%、13.0%減少したが、北米売上高は35%増えた。ドクターグルート、ユーシモール、ドミナス、VDLなど主要ブランドがグローバル市場で成果を上げ、海外売上高の成長をけん引した。

アモーレパシフィックとLG生活健康はいずれも、中国と免税への依存度を下げ、北米、日本、デジタルチャネルを中心に成長軸を移している。ただ、第1四半期業績に表れた速度には差があった。

アモーレパシフィックは、ダーマとグローバルスキンケアブランドを前面に出したポートフォリオ再編の効果が、売上高と利益の増加につながった。一方、LG生活健康はドクターグルートを中心とするヘアケアブランドの北米成長が目立ったものの、免税チャネル調整とビューティー部門の減益負担をすべて相殺するには、なお時間が必要な状況だ。

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