2024 年 5月 18日 (土)
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韓国の新入社員、みんな休みたい「5月4日」に有給申請…怒った上司は時代遅れなのか

(写真は記事内容と関係ありません)(c)news1

韓国のある新入社員がゴールデンウイーク(GW)に合わせて年次有給休暇を申請したところ、上司からお叱りを受けた。「使うのは自分の勝手なのに、なぜ怒られないといけないのか」。新入社員はこう反発し、オンラインコミュニティに意見を求めたところ、ネットユーザー間でも意見が割れ、論争になっている。

投稿したのは、入社4カ月の新入社員。友人と4泊5日の旅行を計画し、上司に「個人的理由により、5月4日に年次休暇を使いたい」と申請した。5月5日が公休日であるため、その前日に年次休暇を取って週末(6~7日)も合わせて連休にする――新入社員はこう考えていた。

新入社員の申し出に対し、上司が「なぜ年次休暇を使うのか」と尋ねると、新入社員は「それは私の自由です。必ず申し上げなければならないことなのですか」と振り切ろうとした。

この言葉に上司も冷静さを失い、「君の上司も出勤して仕事をするのに、新入社員が年次休暇を使うというのか」と言葉を荒げた――。

こうした経緯を書いたうえで、新入社員は「入社して初めて使う年次休暇です。使うのは私の勝手です。なぜ悪口を言われなければならないのか。理由があるのでしょうか」と意見を求めた。

投稿を読んだネットユーザーは「年次休暇の使用は自由であるべきだ」と「特別な日の年次使用には熟慮が必要だ」で意見が割れた。

あるユーザーは「新入社員はどうせ戦力外なので、出勤しても何もできない。あえて年次休暇を使えなくする理由がない。会社の立場から言えば、年次を使わせて、年次手当てを減らすのがましだ」と指摘した。

ほかにも「休日を使うのは先着順ではないか」「ルールに従った行動なのに、なぜ顔色をうかがう必要があるのか」「1人抜けるだけで大騒ぎになるような会社は、そもそも雇用に問題がある」などのコメントが続いた。

一方で「そういう特別な日にはみんなが遊びたい。でも、ある1人が年次休暇を使って遊んでしまえば、使いたくても我慢した人がバカバカしい気持ちになる」「年次休暇は自由だが、同じチームなら、お互いに顔色をうかがい、譲り合うべきだ」など、自制を求める意見もあった。

(c)news1

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