
北朝鮮選手団として8年ぶりに韓国入りした「ネゴヒャン女子サッカークラブ」が、当面はほぼ「非公開」で練習する。19日にアジアサッカー連盟(AFC)女子チャンピオンズリーグ準決勝の公式練習だけを、記者団に限って15分間公開し、それ以前の練習はすべて非公開で進める。
選手23人、スタッフ12人の計35人で構成されたネゴヒャン女子サッカークラブは17日、仁川国際空港から韓国入りした。当初は39人が入国する予定だったが、予備選手4人が外れた。
ネゴヒャン女子サッカークラブは、北朝鮮の成人女子スポーツクラブとして初めて韓国を訪れた歴史的なチームとなった。北朝鮮選手団が韓国を訪れ、公式スポーツ日程に参加するのは、2018年末の国際卓球連盟(ITTF)ワールドツアー・グランドファイナル以来初めてだ。
ネゴヒャン女子サッカークラブと水原FCウィミンによる大会準決勝の南北対決は、20日午後7時、水原総合運動場でキックオフする。
ここで勝利したチームは23日午後2時、同じ場所でメルボルン・シティ(オーストラリア)―東京ヴェルディベレーザ(日本)の勝者と優勝を争う。優勝賞金は100万ドル(約1億5000万円)。
入国場に姿を現したネゴヒャン女子サッカークラブの選手たちは、黒い制服姿でキャリーケースを持ち、列をそろえて歩いた。
選手たちの表情は硬かった。市民団体や北朝鮮出身者が横断幕やカードセクションを掲げて「歓迎します」と声をかけても視線を向けず、正面だけを見ていた。
一糸乱れず動いた選手団は、約2分で足早に入国場を出て、用意された車両に乗り込んだ。
ノボテルアンバサダー水原に宿泊するネゴヒャン女子サッカークラブの選手たちは、練習着に着替えた後、初練習を消化した。ただ、彼女たちの一挙手一投足は厳しく統制され、確認することはできない。
AFCによると、ネゴヒャン女子サッカークラブは17日と18日の練習をすべて非公開で実施。試合前日の19日午後4時、水原ワールドカップ競技場補助グラウンドで開かれる「プレマッチ公式練習」だけを、義務に従って15分間公開する。AFC規定に基づき、公開できる最小限だけ扉を開く形だ。
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