2026 年 6月 23日 (火)
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韓国が打ち出す次世代エネルギー戦略…新規大型原発とSMR候補地

釜山機張郡の古里1号機(c)news1

韓国政府の新規原発戦略が具体化した。新規大型原発2基の候補地に慶尚北道盈徳郡、小型モジュール原子炉(SMR)1基の候補地に釜山機張郡が選ばれた。大型原発はAIデータセンターや半導体産業の拡大に伴う電力需要増に対応し、SMRは国内実証を経て輸出産業として育成する。

大型原発は1基当たり1000~1700MW規模で、安定的に大規模電力を供給する基底電源の役割を担う。第11次電力需給基本計画には大型原発2基、2.8GWが反映され、2037~2038年の導入を目標としている。盈徳郡は過去に天池原発予定区域に指定された地域で、原子炉4基を収容できる敷地を申請し、拡張性が評価された。評価点は91.01点で、蔚山蔚州郡の82.63点を上回った。

SMRは通常300MW以下の原子炉をモジュール化し、現場で組み立てる方式。大型原発より出力は小さいが、工期や初期投資負担を抑え、産業団地やデータセンター周辺に分散配置しやすい。計画には実証炉1基、0.7GWが盛り込まれ、2035~2036年導入を目指す。候補地評価では機張郡が87.11点で、慶州市の84.56点を上回った。

ただ、候補地選定は着工を意味しない。環境影響評価や原発認可、地域協議、送電網拡充が残る。原発と送電網の負担が慶尚圏に集中するとの指摘も予想され、今後は認可手続きの速度と地域受容性の管理が焦点となる。

(c)news1

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