韓国の化粧品ブランド「MISSHA」を運営するエイブルCNCが今年第3四半期（7～9月）、海外や国内オン・オフラインチャンネルで、軒並み成長を見せ、躍進を続けている。
金融監督院の電子公示システムによると、エイブルCNCは今年第3四半期の連結基準営業利益13億ウォン（1ウォン＝約0.1円）を記録した。6億ウォンだった前年同期比で2倍以上増えた。同期間の連結基準売り上げは、653億ウォン、償却前営業利益（EBITDA）は41億ウォンで、前年同期比でそれぞれ11.4％、35.1％増えた。今年3四半期連続の黒字と2桁の売り上げ成長を達成した。
エイブルCNCは、自社ブランドのMISSHAなどの世界的なマーケティングキャンペーンを大々的に展開している。広告費などに前年同期比で2.6倍以上の投資をしたにもかかわらず、黒字を維持して利益を伸ばした。攻撃的な投資が自社ブランド資産の価値増大と売り上げ成長につながった。
第3四半期をみると、エイブルCNC全体売り上げの57％を占める海外チャンネルは、成長傾向を続け実績を牽引している。特に、K-ビューティー不毛の地と思われていた欧州で、第3四半期の累積基準売り上げが、前年同期比で131.1％成長した。
国内オフラインチャンネルは、メンバーシップの拡大と店舗のリニューアルなどを通じて競争力強化を続け、前年同期比で売り上げが約10％成長した。オフライン売り場の成果を示す主要指標である売り上げ（SS）成長率は、前年同期比で平均18.1％急増している。
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