2024 年 5月 5日 (日)
ホーム経済流通韓国、今年も激化するコンビニの自主企画“ヒット作”競争

韓国、今年も激化するコンビニの自主企画“ヒット作”競争

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韓国で今年もコンビニの自主企画「ヒット作」競争が激しい。急変するトレンドに合わせて新商品を企画した商品が大ヒットしたり、自主企画した商品がトレンド入りしたりもした。

GS25は商品を大きくした「ジャンボ」ブームを再びけん引した。GS25が5月末に発売したジャンボ弁当はそれまでの八道弁当の8.5倍も大きくした商品だ。限定数量5万個を出荷し5月末に発売された「ジャンボ弁当」は3日で完売し、常時販売商品に転換された。発売された当時、一部のコンビニ売り場でジャンボ弁当を買うために列を作る珍しい現象が起きた。

中古オンライン市場でこの商品を定価より3~4倍高い価格で売ろうとする人もいた。従来より容量を大幅に増やしたジャンボシリーズが再び流行し、業界では大容量商品を先を争って発売したりもした。ジャンボ弁当は発売以来、7月末までに28万個が売れた。

6月にはGS25がネットフリックスと手を組んで出した「ネットフリックスジャンボポップコーン」でもジャンボブームが続いた。ネットフリックスとの異色コラボレーションに「ジャンボ」ブームが追い風となって人気を集めた。ネットフリックスジャンボポップコーンの販売数は7月末で30万個だ。

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CUは今年、狎鴎亭(アプクジョン)ロデオの人気カフェ「隣の家トントンイ」とコラボして発売した隣のトントンイ薬菓クッキーが全国的な品薄現象を起こすほど大きな反響を得た。この商品は販売開始5日で初出荷した10万個が完売した。1カ月ほどで売り切る計画で準備した商品数だったが、予想外の爆発的な人気を得て、これまで280万個の販売数を記録している。

CU全体の薬菓(伝統菓子)売り上げも急上昇した。CUの薬菓年度別前年比売り上げ伸び率を見れば、2020年4.0%、2021年68.7%、2022年72.2%最近3年間大幅に増加し、特に隣家のトントンイ薬菓クッキーのヒットで今年上半期には売り上げが751.3%上がった。

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セブンイレブンでは、SNLコリアブームに支えられ発売したチュ・ヒョンヨンの弁当シリーズがヒットした。3月の発売後、7月末までに700万個以上売れた。そのうちチュ・ヒョンヨンのビビンバ弁当は発売後1カ月で250万個が売れ、セブンイレブン弁当の売り上げは前年比3倍増加した。

「生クリームパン」ブームに乗って発売した「済州牛乳生クリームパン」シリーズもセブンイレブンのヒット作だ。セブンイレブンは今年1月から済州原乳を使ったプレミアム差別化商品「済州牛乳生クリームパン」シリーズを発売している。水を一滴も使わずに済州牛乳を100%入れて練ったのが特徴だ。済州牛乳生クリームパンは発売1カ月で約50万個が販売され、今まで発売された済州牛乳コラボ商品の販売量は850万個を超えた。

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