2024 年 4月 29日 (月)
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現代自動車、昨年の売上高15兆円、営業利益1兆円「47%増」

(資料写真)(c)news1

韓国・現代自動車の昨年の売上高と営業利益が、いずれも年間最大の実績を記録した。

昨年第3四半期(7~9月)、兆ウォン(1ウォン=約0.1円)単位の品質費用を払い落としたにもかかわらず、ウォン安ドル高効果とプレミアムブランドジェネシス・SUV(スポーツ用多目的車)などの高付加価値車の販売増加、米国ディーラーインセンティブの減少などが現代自動車の過去最大級の実績を引き出した。

現代自動車はまた、株主価値向上のため、3154億ウォン規模の自社株(普通株、優先株、2優先株)を焼却することにした。

現代自動車は26日、2022年第4四半期(10~12月)経営実績カンファレンスコールで、昨年の売上高が前年比21.2%増の142兆5275億ウォン(約15兆409億円)、営業利益が同47%増の9兆8198億ウォン(約1兆363億円)をそれぞれ記録したと発表した。

昨年第4四半期(10~12月)の実績も四半期基準で過去最大だった。第4四半期の売上高は38兆5236億ウォン(自動車31兆5854億ウォン、金融およびその他6兆9382億ウォン)で前年同期比24.2%増、営業利益は3兆3592億ウォンで119.6%増加した。

第4四半期の売り上げ好調には販売拡大、ジェネシスとSUV中心の販売ミックス改善、為替レート効果などが主な要因として作用した。

第4四半期の売り上げ原価率は前年同期比1.1ポイント下落した79.8%を記録した。半導体など部品需給改善による稼働率上昇と友好的な為替レートの影響で前年比改善された。販売管理費は新車マーケティング費の増加などの影響で増えたが、売上高比の販売管理費の割合は前年同期比2.7ポイント下がった11.5%を記録した。

その結果、昨年第4四半期の営業利益は前年同期比119.6%増加し、営業利益率は8.7%となった。経常利益と純利益はそれぞれ2兆7386億ウォン、1兆7099億ウォンを記録した。

(c)news1

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