
韓国統一地方選の投票が実施された3日、全国各地の投票所では、有権者が大声を上げたり、選挙事務員と摩擦を起こしたりする事案が相次いだ。
警察庁治安状況室によると、3日午前6時から正午までに寄せられた地方選挙関連の112通報は計213件だった。通報類型別では、投票妨害・騒ぎが28件、暴行が2件、交通不便が10件だった。投票所を間違えたり、単純な問い合わせだったりするその他の通報は173件と集計された。
ソウル市東大門区では午前6時30分ごろ、60代男性が記票所で投票用紙を投票箱に入れずに出ようとして制止され、騒ぎを起こした事案が受け付けられた。九老区でも午前7時40分ごろ、60代男性が投票所を間違えて訪れ、本来の投票所を案内される過程で騒ぎを起こし、選挙管理人の腕をたたいたりつかんで引っ張ったりするなど暴行したと調査された。
永登浦区の投票所では午前9時ごろ、70代女性が「投票用紙にすでに記票されている」として大声を上げ、騒ぎを起こしたという通報があった。警察は投票者と投票用紙配布事務員の供述が食い違っているため、正確な経緯を調べる。現在までは投票者の一方的な供述とみられる。
冠岳区では午前9時30分ごろ、30代男性が記票所で投票用紙を撮影しようとして制止され、大声を上げて騒いだと把握された。警察は公職選挙法違反の有無などを検討する。
江東区では午前10時30分ごろ、「投票用紙が2枚ずつ出力された」という通報が寄せられた。江東区選挙管理委員会が現場を確認した結果、投票事務員の単純なミスと把握された。
世宗では、40代男性が投票を終えた用紙を投票箱に入れず、周囲の人に見せようとして制止されると、「大統領もこうしたではないか。自分もきちんと記票したか確認してほしい」と騒ぎを起こしたと伝えられた。
警察は寄せられた通報内容の事実関係を確認し、関連法違反の有無を検討する。警察はこの日午前6時から開票終了まで、全国の警察官署に最高段階の非常勤務体制である「甲号非常」を発令した。全国の投票所1万4288カ所と開票所258カ所には、計6万5369人の警察力を投入した。
(c)MONEYTODAY