
結婚を約束した恋人に自身がキリスト教徒であることを隠し続け、プロポーズの後に明かしたところ、宗教観や金銭を巡る価値観の違いから破談の危機に直面しているという女性の投稿が、韓国のインターネット上のコミュニティーサイトで話題を呼んでいる。嘘から始まった関係や、結婚後の宗教活動への理解をめぐり、厳しい意見が相次いでいる。
投稿者によると、自身は生家が熱心なキリスト教徒の家庭で育ったが、社会生活の中で受ける偏見を避けるため、周囲には「無宗教」と偽って過ごしてきた。会社の上司の紹介で知り合った恋人の男性は、家柄も職業も申し分ない人物だったが、過去の経験から「二度と宗教のある女性とは付き合わない」と公言していたため、交際中も信仰を隠し続け、教会を休むなどして両親と対立することもあったという。
関係が深まり男性からプロポーズを受けた後、投稿者は初めて自身がキリスト教徒であることを告白。さらに「結婚後も毎週1人で礼拝に通う」「結婚式は教会で挙げる」「(収入の10%を寄付する)『十分の一献金』は自分の給料から出すが、将来専業主婦になった場合は家計から出す」との条件を提示した。
これに対し、男性の母親は「結婚するなら教会を辞めるべきだ」と猛反対。男性からも「献金だけでも諦めてほしい。結婚式を教会で挙げることは絶対にできない」と譲歩を求められたという。投稿者は「週に1回、2時間だけの礼拝に行くのは個人の自由ではないか。両親を説得する自信はないが、彼のことが好きで結婚したい」と悩みを吐露している。
この投稿を見たネットユーザーからは「最初からだまして付き合ったのと同じだ」「夫の稼ぎから献金を出すという前提は理解できない」「信仰心が厚いなら同じキリスト教徒と結婚すべきだ」など、女性の姿勢を批判する声が大半を占めた。
また、「週2時間の礼拝そのものが問題なのではない。宗教を強く拒絶する家庭と、熱心な信仰を持つ家庭の共存は難しく、女性側が一方的な要求を押し付けているのが本質だ」といった、根深い家族間の摩擦を指摘する分析も寄せられている。
(c)NEWSIS