2024 年 5月 19日 (日)
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ソウルの商店主、偽造商品券に戦々恐々…偽造グループは中国に送金

本物の商品券にしか見えないホログラム(c)news1

10月下旬、ソウル市中区明洞(チュング・ミョンドン)を中心に大型スーパーの偽造商品券7億ウォン(約8000万円)以上が出回る事件があった。1カ月以上が過ぎた今も、商店主たちは警戒心を緩めていない様子がうかがえた。

今月22日午前、記者は明洞を訪ねた。通りには商品券取引所が10カ所程度集まっている。偽造商品券の被害を受けたとされる7店舗のうち営業していたのは4店で、客の出入りはほとんどなかった。両替所が観光客で混雑しているのとは対照的だった。

商品券取引所を運営する30代男性は「偽造商品券の衝撃がまだ生々しい」と話した。当時1億5000万ウォン(約1715万円)以上の被害を受けたというこの男性は「よりによって大量に商品券が取引される月末だった。商品券は時限爆弾のよう。いつまたどこで爆発するかわからない」と話した。

取引所から出てきた数少ない客の50代女性は「百貨店の商品券をいくらで売っているのか取引所を回って聞いている。偽造被害が大きいと聞いており、あまり差がなければ百貨店に行って買おうと思う」と話した。

警察に捕まった偽造グループは、偽造商品券の販売で得た収益を人民元に両替し、中国の総責任者に送金していたことがわかっている。

(c)news1

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