
自身が購入した高級スーパーカーを巡り、「男性スポンサーの支援を受けた」とする虚偽の噂をネット上に流された韓国の女性アナウンサーが、投稿者を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、ソウル西部地裁は1日、原告一部勝訴の判決を言い渡し、投稿者に800万ウォン(約88万円)の賠償を命じた。
事の発端は2022年6月、この女性アナウンサーが自身のSNSに、最高7億ウォン(約7700万円)相当とされる高級外車の写真を投稿したことだった。
これに対し、一部のネットユーザーから「一般の会社員が購入するのは難しい高額車両だ」と疑惑の目が向けられた。その際、被告となった投稿者は、YouTubeやTikTok、インスタグラムなどに「どんな金で買ったのか分からない」などと投稿。別の男性から経済的支援を受けたとする「スポンサー疑惑」を主張する動画を拡散させた。
女性アナウンサー側は当時、SNSを通じて「ネット上の推測は事実ではない。自分が働いて稼いだお金で購入した車」と反論。その後、2025年4月に民事訴訟へと踏み切っていた。
地裁は判決で「すでに(名誉毀損で)確定している関連の刑事事件の判決は、有力な証拠資料になる」と指摘。「投稿者の名誉毀損行為は不法行為に当たり、女性アナウンサーが精神的苦痛を受けたことは明白だ」として、慰謝料の支払い義務を認めた。
この判決が報じられると、ネット上では車種や当時の状況から「気象キャスターのカン・アランさんではないか」との推測が広がった。
カン・アランさんは2022年、SNSで高級車「ランボルギーニ」の購入を明かした際、同様の噂を流され、「私が働いて稼いだお金。色眼鏡で見ないでほしい」と訴えていた経緯がある。ただ、今回の判決で原告となった女性アナウンサーの具体的な身元について、裁判所側は公表していない。
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