韓国のヘルス＆ビューティー「CJオリーブヤング」はこのほど、最近3年間の顧客データを分析した結果、オリーブヤングを初めて利用する顧客のうち、男性の割合が30％を記録し、2021年の1.5倍に増えたと明らかにした。
男性顧客が購入する商品カテゴリーも既存のスキンケア、ひげそり関連用品中心から、トラブル管理用スキンケア商品や日焼け止め、カラーリップバーム、ヘアトリートメントなど多様化している。今年6月末まで販売されたメンズケア商品のうち、男性会員が直接購入した金額は昨年同期より40％近く増加したという。
韓国の男性化粧品市場の規模も年々拡大している。市場調査機関ユーロモニターの集計によると、今年の国内市場規模は2022年より4％近く増加した約1兆1000億ウォン（約1210億円）と推計されている。
関係者は「オリーブヤングを利用する20～30代の男性顧客の購買データを分析した結果、夏場にはきれいな肌と香り、ヘアスタイリングへの関心が高い。これからも男性消費者の需要が高い商品を発掘し、メンズケアブランドを育成する」と話した。
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