
初めて会った女性に強制わいせつをした罪で1審で罰金刑を言い渡された作曲家でタレントのユ・ジェファン被告が、控訴審でも罪状を否認した。検察側は1審の量刑が軽すぎるとして、実刑を言い渡すよう裁判所に求めた。
ソウル南部地裁は11日、ユ・ジェファン被告の強制わいせつ罪に関する控訴審の初公判を開いた。ユ・ジェファン被告は2025年11月の1審で有罪と認められ、罰金500万ウォン(約55万円)を言い渡されていた。
この日、ユ・ジェファン被告側は事実誤認や法理解釈の誤り、量刑不当などを理由に原審の判決は不当だと主張。弁護人は「タレントである被告が、自身の芸能活動生命が終わるリスクを冒してまで、公開された場所で初めて会った女性に強制わいせつを働くとは想像しがたい。第三者の目撃者と被害者の供述も主要な点で食い違っている。それにもかかわらず原審は被害者供述の信用性だけを高く評価し、目撃者の供述を排斥した」と反論した。
その上で「仮に有罪だとしても、パニック障害など被告が抱える健康状態や、ほぼ初犯と変わらない前歴を考慮してほしい」と裁判所に求めた。
一方、検察側は原審判決を破棄し、1審と同じ懲役1年を言い渡すよう裁判所に要求した。
ユ・ジェファン被告は「非常に反省している」としつつも、「このような事態になり、就職が難しくなって生活苦に喘いでいる。多くの人に気付かれるのではないかと、外出するのも難しい状況だ」と訴えた。続けて「被害者の供述が一貫した証拠になるのであれば、私も一貫して否認の供述をしている点を分かってほしい」と述べた。
ユ・ジェファン被告は2023年6月、「作曲費を受け取らずに曲を作ってあげる」という趣旨の投稿をインスタグラムに掲載した後に知り合った被害者に、強制わいせつをした罪に問われている。控訴審の判決公判は7月16日午後2時に開かれる。
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