2026 年 2月 16日 (月)
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韓国・ハンファが事業分割…軍需・造船とテック・ライフを分離…「企業価値の再評価」狙う

ハンファグループ提供(c)news1

韓国の総合企業・ハンファグループは14日、事業再編の一環として、軍需・造船・エネルギー・金融分野を担う「存続法人」と、テック・ライフスタイル関連の「新設法人」に分割すると発表した。

分割は7月に完了予定で、企業の専門性を高めるとともに、いわゆる「複合企業ディスカウント(低評価)」の解消を狙う。

新設法人「ハンファ・マシナリー&サービス・ホールディングス(仮称)」には、ハンファビジョン、ハンファロボティクス、ハンファギャラリア、アワーホームなどが所属。

存続法人には、ハンファエアロスペース、ハンファオーシャン(造船)、ハンファソリューション(エネルギー)、ハンファ生命(金融)などが含まれる。

新法人の持株比率は、存続法人76.3%、新法人23.7%。株主はその割合に応じて持株を分割して保有することになる。

初代代表には、ハンファホテル&リゾート元代表のキム・ヒョンジョ氏が内定。社外取締役には、大学教授や法律専門家ら4人が名を連ね、計7人の取締役会体制でスタートする。

ハンファは今回の分割により、株式市場での評価改善も見込んでいる。特に、自社株445万株(発行済み株式の5.9%、時価約4562億ウォン=約500億円相当)の消却を実施するほか、配当も前年(800ウォン)より25%増の1000ウォンとする。

さらに、かねてより課題とされていた旧型優先株約20万株の全量買い取りと消却も計画しており、「持株会社ディスカウント」の是正にもつながると強調している。

新設法人は、F&B(フード&ビバレッジ)やリテール領域で、AIやロボットを活用した「スマート・ホスピタリティ」や「スマート・ロジスティクス」といった次世代事業への投資・育成を進める。テックとライフ分野の相乗効果を最大限に生かし、「フィジカルAI」ソリューションを中核成長軸とする構想も明らかにした。

一方、軍需・造船・エネルギー・金融などの中核分野を担う存続法人は、事業専門性を高めながら、より安定的な競争力強化を図る。

(c)news1

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