
露出が増える夏を迎え、韓国で「インナービューティー」市場が急速に成長している。肌の健康のための「飲む化粧品」を超え、体重減量や筋力管理まで製品効果が多様化し、需要層が急速に広がっている。
大手ファッションEC企業「ムシンサ(MUSINSA)」によると、5月1日から6月18日まで、ダイエットなど体重減量関連のインナービューティー製品群の取引額は、2025年同期より179%増加した。健康補助食品の取引額は110%増え、コラーゲンやグルタチオンなどを含む健康機能食品カテゴリーも23%成長した。
特に体重管理関連商品の成長が目立った。炭水化物カット商品の取引額は前年同期比で2万%以上急増した。低炭水化物食や血糖管理への関心が高まり、関連サプリメントを探す消費者も増えたものとみられる。
とりわけ男性消費者の炭水化物カット商品検索量は前年より200%増加し、女性消費者の増加率170%を上回った。プロテインバーや鶏むね肉などを含むその他ダイエット食品の取引額は173%増加し、クレアチン270%、プロテイン113%、アルギニンなどその他ヘルス補助食品92%もまんべんなく成長した。運動と体形管理を同時に追求する消費傾向を反映している。
業界は、健康と体形管理を自己管理の一部と考える消費者が増えた影響とみている。20~30代を中心に、外見だけでなく健康まで継続して管理することが一つのライフスタイルとして定着し、インナービューティー市場も肌管理中心から体形管理や運動へと領域を広げているという分析だ。さらに「ウゴービ」「マウンジャロ」など肥満治療薬の広がりで体重減量への関心が高まり、炭水化物カット商品やプロテイン補助食品など関連商品の需要も増えたとみられる。
ムシンサビューティーは、こうした需要を狙い、関連商品群とコンテンツを拡大している。単独企画商品を増やす一方、インフルエンサーと協業したコンテンツを強化し、製品の効能だけでなく実際の活用法やライフスタイルまで一緒に提案する戦略だ。
代表的な例として、食品ブランド「ベリーウェイ」とインナービューティーブランド「ニアール」は、インフルエンサー「ソンイソンイ」とむくみ管理をコンセプトにした協業キャンペーンを展開した。ムシンサ単独で発売したニアールの新製品とベリーウェイの商品を一つのパッケージに構成し、ソンイソンイの実際の消費経験を盛り込んだコンテンツと連動させて披露した結果、ベリーウェイの2026年1~5月の取引額は前年同期比726%増加した。
こうした流れは業界首位のプラットフォーム、オリーブヤングでも確認された。5月1日から6月18日まで、スリミング商品を含むインナービューティー商品の売り上げは前年同期比21%増加した。同じ期間、「スリミングゼリー」の検索量は前年より502%急増し、「ダイエット乳酸菌」と「クレンズジュース」の検索量もそれぞれ228%、85%増加した。
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