2024 年 12月 26日 (木)
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「都心の休息空間」「国民交流の場所」…依然続く光化門デモ禁止論争

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集会やデモが頻繁に開かれていたソウル・光化門広場が今月6日にリニューアルオープンし、雰囲気は過去と大きく変わった。

ソウル市はリニューアルオープンに先立ち、「光化門広場は市民の健全な余暇の善用と文化活動を目的とした場合、許可を受けて使用が可能だが、集会・デモは原則的に許可対象ではない」と公式な立場を明らかにしていたためだ。

ただ、集会・デモが完全になくなったわけではない。

光復節の今月15日、「サラン(愛)第一教会」のチョン・グァンフン担任牧師が率いる自由統一党などの保守団体は、ソウル市鍾路区(チョンノク)東和(トンファ)免税店前で「自由統一および主体思想派撲滅8・15国民大会」を開いた。約2万人が集まった集会で光化門付近の道路が規制され、深刻な渋滞が引き起こされた。

新しくなった光化門広場で集会・デモが原則的に難しいという見通しが多かったが、依然として週末には大規模デモが続き、ここが再び集会のメッカになるという懸念も出ている。

新たな光化門広場で集会・デモをソウル市条例を適用し原則的に禁止することについて、市民の賛否は分かれた。

禁止反対派は、集会の自由は憲法が保障する基本権だという点を強調。一方、集会・デモ禁止賛成派は、大統領執務室が龍山(ヨンサン)に移転したため光化門広場が持つ象徴性が過去とは変わったという点を禁止賛成の根拠とする。

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