カカオは11日、昨年の決算配当として普通株1株当たり53ウォンの現金配当を決定したと公示した。配当金の総額は229億8964万5700ウォン、時価配当率(配当基準日の株価に対する配当金の割合)は0.05%だ。配当基準日は2021年12月31日。
カカオは株主総会から1カ月以内に配当金を支給する予定。株主総会の日時は未定だ。また同日、株主還元の一環として3000億ウォン規模の自社株消却も決定した。
カカオ代表に内定したナムグン・フン氏は10日、「責任経営」の意志を示し、自社の株価が15万ウォンになるまで、年俸とインセンティブ支給の一切を保留すると発表した。
ナム代表は「15万ウォンになるその日まで法定最低賃金(今年の最低時給9160ウォン)だけを受け取る。カカオ代表として自ら背水の陣を敷いてカカオが再び、社会、株主、クルーのみなさまに愛される会社になるよう最善を尽くす」と明らかにした。
©news1