2025 年 3月 6日 (木)
ホーム社会韓国・物流企業の「ボックス1万6000個が見当たらない」と思いきや…運送ドライバーが横流し・着服

韓国・物流企業の「ボックス1万6000個が見当たらない」と思いきや…運送ドライバーが横流し・着服

(c)MONEYTODAY

運送業務で使用する物流ボックスを勝手に売却し、売却代金を私的に流用したとして、業務上横領の罪に問われた運送ドライバーの男性(50代)に対し、水原地裁はこのほど、懲役10カ月・執行猶予2年の判決を言い渡した。

被告は2023年1月から6月にかけて、物流企業の所有する物流ボックス1万6000個以上を横領し、これを販売して8100万ウォン(約900万円)を着服した罪に問われた。

被告は物流センターの運送ドライバーとして働き、物流企業から食料品などを運ぶためのボックスを貸与されていた。しかし、配送業務を終えた後、通常は返却すべき空のボックスを返さず、別の業者に売却していたことが判明した。

裁判所は「犯行の経緯や手口、横領額の規模を考慮すると、罪質は重く、被害者の許しも得られていないため、懲役刑を科さざるを得ない」と指摘した。一方で「同種の前科がなく、被害者への弁済として供託(賠償金の預託)をした点などを考慮し、執行猶予を付けた」と量刑理由を説明した。

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