
韓国忠清南道礼山郡(チュンチョンナムド・イェサングン)のクッパ店で、客の残したおかず(副菜)を再利用していたことが発覚し、しかも店主がその責任を従業員になすりつけた。2月26日にJTBCの報道番組「事件班長」が取り上げた。
2月19日に店を訪ねた客が次のように証言する。
その店の従業員が、テーブルから引き下げたクッパの土鍋の残飯を、生ごみ用バケツに捨てた。
次に、おかずの入った器を手に取った時、一瞬ためらった。
そして、そのバケツではなく別の容器に移していた――。
その様子を見て、客は確信した。「従業員が残ったおかずから何か異物を取り除くようにしていたので、再利用するつもりだ」
客が店主に抗議すると、店主は「またあの従業員がやったのか」と従業員のミスを装い、「コーヒーでも飲んでいってください」と言って場を収めようとしたという。
「店主が食品の使い回しを知らなかったはずがない。従業員のせいにしたのだろう」
客は憤りをあらわにした。
韓国の食品衛生法では、客に提供した食品を再利用した場合、3年以下の懲役または3000万ウォン(約330万円)以下の罰金が科される可能性がある。
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