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韓国で昨年の暖房費値上げに加え、今冬の厳しい寒波が影響し、1月の管理費の急騰を嘆く声が相次いでいる。
X(旧Twitter)に24日投稿された1月の管理費明細が拡散し、190万回以上の閲覧を記録した。投稿者は「うちだけではなかった」とコメントし、管理費68万6080ウォン(約7万5000円)の請求書を公開した。
他にも「株価は上がらないのに管理費は最高値を更新した」と嘆く投稿があった。
また、通常30万ウォン(約3万3000円)台の管理費が65万ウォン(約7万2000円)に上昇した例や、普段は50万~60万ウォン(約5万5000円~6万6000円)の管理費が1月に88万7550ウォン(約9万8000円)に急騰したといった報告が相次いだ。
中には「室温15度で耐えたのに暖房費12万ウォン(約1万3000円)は納得できない」との声もあった。
韓国産業通商資源省によると、住宅用暖房料金は昨年7月1日から9.8%値上げされ、4人世帯の月額平均負担が6000ウォン(約660円)増加した。
さらに、気象庁の観測では、今年1月の全国平均気温は氷点下0.2度となり、昨年1月の0.9度を1.1度下回った。これは1973年以降で14番目に寒い記録だという。この寒さが暖房使用量を押し上げ、管理費の急騰につながったとみられる。
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