
娘の写真を使ってマッチングアプリを利用していた50代の母親の秘密が明らかになった。7日に放送された韓国JTBCの報道番組「事件班長」で、それを知った20代前半の大学生の娘が困惑を語った。
娘によると、母親は若いころ、地域のミスコンテストで2位になるほどの美貌を誇り、外見の管理も徹底している。しかし、嫉妬心が強く、家族に「私とあの女優、どっちが奇麗?」と尋ねることもあった。娘に対しても対抗意識をむき出しにし、娘が容姿を褒められると「整形したからだ」と発言するなど否定的な態度を取っていた。
最近、母親がスマートフォンに没頭するようになったことを不審に思った娘が確認すると、なんと出会い系アプリを3つ同時に利用していたことがわかった。しかも、プロフィール画像に自分の写真が使われているのを見つけ、娘はがくぜんとした。
問い詰めると、母親は「なぜ勝手にスマートフォンを見たのか」と逆上したものの、やがて「若いころは誰もが美しいと言ってくれたが、今は誰も気にしてくれない。アプリでは男性たちが優しく接してくれるので慰められた」と涙ながらに語った。
番組に出演していた心理学者は「母親の行動は自己愛と愛情不足が混ざった状態」と指摘し、家族と対話を重ねることが大事だと助言した。
オンライン上では「こんな母親がいるとは驚き」「娘を美しいと言われる方がうれしいだろうに」「専門家の助けが必要だ」といった反応が寄せられている。
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