2025 年 1月 23日 (木)
ホーム社会雪かきしてくれた、がん闘病中も来てくれた…韓国・常連客の訃報に店主が涙

雪かきしてくれた、がん闘病中も来てくれた…韓国・常連客の訃報に店主が涙

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韓国の自営業者が常連客の訃報を聞いて喪失感にさいなまれているという話が12日、自営業者向けオンラインコミュニティに掲載された。「常連のおじいさんの訃報」というタイトルの投稿には深い悲しみがつづられている。

投稿者によると、その常連客は最初、店に来てはいろいろと口を差し挟む煩わしい存在だった。ところが、投稿者が出勤する前に店の前に積もった雪を片付けるなど、見返りを求めることもなく親切にしてくれる姿に心を打たれた。さらに店の修繕や電球の交換まで手伝い、困り事があると一緒に心配して解決しようとしてくれたという。

投稿者は「現在、冷蔵庫のLEDが故障しているが、その人がいればすぐに駆けつけて交換してくれただろう」と存在の大きさを語った。

その常連客は昨年、心臓手術や肺がんの放射線治療を受けながら約80回も店を訪れたという。投稿者は「自然と情が湧き、スタッフと葬儀にも参列した」と述べた。そして、「あまりにも悲しい。もう商売どころではない」と胸中を明かし、「天国で幸せに過ごしてほしい」と語った。

これを見たネットユーザーからは「胸が締め付けられる」「雪が降るたびにその方を思い出すだろう」「厳しい世の中でこうした人間関係を築けたことがうらやましい」といった反応を寄せた。

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