韓国の病院で、女性患者の検査結果表に「豚の脂身」と記載し、「やせろ」と侮辱的な発言をした医師に批判が集まっている。
JTBC「事件班長」で最近、甲状腺機能亢進（こうしん）症と診断された女性患者の屈辱的な体験が報じられた。
女性は動悸（どうき）と息切れがするため循環器科を受診し、約80万ウォン（約8万8000円）を支払ってCT検査を受けた。結果を確認した際、医師は結果表の「脂肪組織」の欄に「豚の脂身」と書き、「脂肪が多すぎる」「太っているせいだ」と記した。
女性が「いくらなんでも『豚の脂身』はひどい」と抗議すると、医師は「理解させるためだ。気に入らないなら二度と来るな」と逆上した。さらに「他の患者にも同じように説明しているが、そんな態度を取ったのはあなただけだ」と言い放った。
耐えかねた女性が病院に抗議すると、副院長が代わりに謝罪したという。女性は医師を侮辱罪で訴え、病院前で抗議活動をしている。
ネット上では「そんな人が医師だなんて信じられない」「この病院はどこだ」など、強い非難が相次いでいる。
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