2024 年 11月 25日 (月)
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韓国・国民年金「額減っても早期受給」が急増

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国民年金の受領額が目減りしても早くから受け取り始める早期年金受給者が韓国で昨年11万人を突破した。国民年金公団が12日公開した最近5年間の現況によると、早期に年金を受け取り始めた新規受給者は昨年11万2031人で過去最多だった。

新規早期年金受給者は2018年4万3544人、2019年5万3607人、2020年5万1883人、2021年4万7707人、2022年5万9314人で推移。全体の受給者は2018年58万1338人、2020年67万3842人、2022年76万5342人、昨年は85万6132人と増加している。

これまで国民年金受給開始年齢は60歳だったが、1998年の1次年金改革の際、財政を維持するため受給年齢が段階的に引き上げられ、昨年は62歳から63歳に変更された。

早期老齢年金は国民年金法上の受領時期を1~5年操り上げられる制度。早くリタイアして所得が足りない人たちの生活を保障するため導入された。

1年繰り上げて受け取る度に年金額が月0.5%、年6%削減され、5年早く受け取れば最大30%減額された金額を一生受け取ることになる。

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