韓国の来年の基準中位所得（4人世帯基準）＝所得順に世帯を並べた時、中間値である世帯の所得＝が、前年比6.42％増の月額609万7773ウォン（約68万円）と決定された。4人世帯の生活給付も6.42％増加し、195万1287ウォンとなる。
保健福祉省はこの日午前、中央生活保障委員会を開催し、来年度の基準中位所得と基礎生活保障の給付別選定基準、最低保障水準を審議・決議した。
来年の基準中位所得の増加率は、現在の給付体系に移行した2015年以来最高となる。
給付別の選定基準は、生活・医療・住宅・教育給付の順で、それぞれ基準中位所得の32％、40％、48％、50％であり、今年と同じように決定された。
生活給付は選定基準がそのまま最低保障水準となり、4人世帯の場合は、今年の183万3572ウォンから来年は195万1287ウォンに引き上げられる。
一方、医療給与は、合理的な医療利用への誘導やコスト意識の向上のため、現行の定額制中心の本人負担体系から定率制中心のものへと改編する。
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