韓国のグループ「防弾少年団（BTS）」のメンバーで兵役を終えたばかりのJIN（ジン）が13日、ソウルで開かれたイベントに出演し、1000人のファンと抱擁を交わした。男女問わず、大勢のファンと交流するなかで、一部ファンがJINへのキスを試みるなど過激な行為をし、ファンから「明らかなセクハラ行為だ」との批判が上がっている。
JINは13日、ソウル市松坡区一帯で開かれた「2024フェスタ（FESTA）」に参加した。JIN本人の「ARMY（BTSのファン集団）と近い距離で意義深い時間を過ごしたい」との提案により、ファン1000人とハグをするイベントが開催された。ファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」メンバーシップ加入者のうち、JINのソロシングル「The Astronaut」、またはBTSの「Proof」を購入した中から1000人が選ばれた。
イベントでJINは「抱きしめてください」と書かれた横断幕を首に掛け、ファンの前に現れた。薄手のニットとジーンズ姿のJINは笑顔でファンと抱擁を交わした。
ところが、オンラインコミュニティに公開された映像や写真には、ある女性ファンがJINの頬にキスしようとし、JINが素早く避ける場面が収められていた。別の女性はJINの首を抱き締めて頬にキスをするシーンもあった。JINは表情を引きつらせながらも、すぐ笑顔に戻り、次のファンと抱擁した。
この様子に触れたネットユーザーらは「明らかなセクハラだ」「JINの立場も考えろ」などと非難した。オンラインコミュニティに顔が公開されていることから、身元を特定して告訴すべきだとの意見もあった。
イベント終了後、JINは「思ったよりも楽しく、興奮した。体がたくさんあれば、より多くの方をハグしてあげられたのに1000人しかできなくてちょっと残念。次は死ぬ前にもう一度やってみようかな」と冗談交じりに感想を伝えた。
(c)MONEYTODAY
