ソウル大学医学部教授非常対策委員会は23日、週1回全員休診することを最終決定した。正式に決まれば30日から外来診療と手術の両方が止まる日が生じる。全国20の医科大学教授が属している全国医科大学非常対策委員会も週1回の全員休職などについて議論する。
政府の医学部増員方針を巡る混乱がますます拡大し、患者らは医療の空白がさらに深刻になるだろうと口をそろえた。ソウル大学病院の患者や職員たちはシャットダウンについて大部分が「初めて聞く」と戸惑った。
50代の男性患者は「シャットダウンの日に何かあったらどうするのか。もしもの時に緊急手術は他の病院でもできるだろうが、患者を一番よく知っているのは主治医。患者の立場では心配が続く」と述べた。
50代女性は「今日は外来診療が取り消されて帰るところだ。他の日に外来や手術が支障なくあるという保障もないのではないか」と声を強めた。
一部の患者は「シャットダウンが実施されたら病院の赤字がさらに大きくなるはずなのに、看護師ら病院職員はどんな被害を受けるのか」と話した。2月中旬、専攻医の集団離脱で大型病院は1カ月に数百億ウォン(1ウォン=約0.11円)以上の損失が生じ、看護師らが無給休暇や希望退職の勧奨を受けた経緯がある。
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