
韓国の教育大学で今年9月までに159人が退学し、その半分近い70人は新入生だったことがわかった。学籍を維持したまま大学に来ない学生もおり、中途脱落者の総数はさらに増えるとみられる。
教育省や全国10の教育大の資料によると、自主退学・成績が一定以下の学事警告・除籍・未登録などによる中途脱落者は2018年の157人(0.9%)から2022年は486人(3.0%)に増えた。
特に、首都圏のソウル教育大学と京仁(キョンイン)教育大学で急増している。ソウル教育大学の場合、同じ期間に10人から82人に、京仁教育大学は10人から67人となっていた。
新入生の中途脱落について調査を始めた2020年は、中途脱落者全279人のうち175人が新入生で、昨年も全486人中333人を占めた。
新入生全体の中で中途脱落する割合も毎年増え、2020年の4.3%から2022年には8.1%になった。
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