2024 年 5月 16日 (木)
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外国人観光客、K-カルチャーの関心はやはり「K-POP」…フード・ビューティー・コンテンツも人気

明洞ビールフェスティバルを訪れた観光客でにぎわっている(c)news1

韓国を訪れる外国人はどんなK-カルチャーに関心があるのか。主要20カ国から来た旅行者に尋ねたところ、K-POP、K-フード、K-ビューティー、K-映像(映画・ドラマ)の順で高かった。

文化体育観光省と韓国観光公社はこのほど、「グローバルソーシャルデータで調べる主要訪韓20カ国の旅行者に人気のあるK-カルチャーテーマと韓国旅行間の関係」という報告書を発表した。この3年間、グローバルソーシャルメディア利用者データとクレジットカード、通信会社、統計調査データを活用して調査したものだ。

2020年6月から2023年5月まで調査を実施。20カ国の旅行者が、ソーシャル・オンラインメディアでK-カルチャーに関して言及したものはK-POPが3682万3578件と最も多かった。次に、K-フードが1418万796件、K-ビューティーが997万1048件、K-映像が928万6145件と続いた。

各テーマ別に人気度が高い国としては、K-POPはインドネシアとフランス、K-フードは米国・中国・トルコ、K-ビューティーは中国・フィリピン・インドネシア、K-映像はフィリピン・インドネシアだった。

特にフランスはK-POP関連の言及量が、2020年から2021年に約3倍に増えた。フィリピンは2020年から2022年にK-POPに関する言及量が大幅に増加し、K-映像も約2倍以上増えた。今年、「ザ・グローリー~輝かしき復讐」の公開で、俳優ソン・ヘギョの言及量が増加も目立った。

K-カルチャーが韓国旅行需要にどれだけ影響を及ぼすのか。観光公社が、潜在的な訪韓旅行客調査と外来観光客調査データを分析したところ、今後3年以内に韓国を訪問する計画のある外国人は、K-ビューティー、K-POP、K-コンテンツ、K-フードの順で関心が高いことがわかった。

2020年1月から今年5月まで、訪韓外国人が多く訪れる都市や消費額を分析したところ、ソウル市中区(チュング)、仁川市中区(インチョンシ・チュング)、ソウル市江南区(カンナムグ)、ソウル市麻浦区(マポグ)、ソウル市鍾路区(チョンノグ)の順に集中した。地域では済州市(チェジュシ)が11位、釜山市海雲台区(プサンシ・ヘウンデグ)が14位、慶尚南道巨済市(キョンサンナムド・コジェシ)が22位だった。

訪問者数と消費規模が増加した地域は、釜山市中区を筆頭に鎮区(チング)、ソウル市西大門区(ソデムング)と中区、仁川中区と続いた。

観光公社観光コンサルティングチーム長のシム・ホンヨン氏は「グローバルソーシャル分析を通じた外国人観光客の関心事や選好度把握は、オーダーメード型マーケティング戦略樹立のための必須要素だ。今回のK-カルチャー関連分析結果が、今後の観光戦略の策定、韓国観光活性化に向け、積極的に活用されることを期待する」と話している。

(c)MONEYTODAY

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