2024 年 4月 29日 (月)
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韓国・246万人分の麻薬密搬入…税関職員関与の疑い

押収したメタンフェタミンを公開している(c)news1

韓国で起きた多国籍麻薬組織のメタンフェタミン密輸事件に、仁川(インチョン)空港税関職員が関与した疑惑が浮上し、警察が内偵に着手した。関税庁は「真実である可能性は低い」と否定している。

税関職員は1月27日に運び屋が空港保安検査を通過しないですむよう、通常とは異なる経路で入国できるようほう助した可能性があるという。ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)警察署は、この税関職員について捜査令状の発付を受け、取り調べを進めている。

組織は韓国人、マレーシア人、中国人で構成。韓国へはマレーシア人のメンバーが衣服などにメタンフェタミン24キロを隠して密輸した。関税庁は同日午後、「確認してみたが、職員が関与した蓋然性は低い。捜査には積極的に協力している」とコメントしている。

警察はメタンフェタミン74キロ(時価2200億ウォン=約242億円=相当)を密輸したとしてこの組織の26人を犯罪団体組織や特定犯罪加重処罰などに関する法律違反などの疑いで立件。隠していたメタンフェタミン27.8キロを押収した。

(c)news1

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