韓国の製薬バイオ企業「サムスンバイオロジクス」は1月27日、連結財務諸表基準で昨年の売り上げ3兆13億ウォン(約3177億円)、営業利益9836億ウォン(約1041億円)を記録した。韓国の製薬バイオ企業で売り上げ3兆ウォン突破は初めて。
同社は、バイオ医薬品の受注増加やサムスンバイオエピスの買収合併による業績が反映し、ウォン安ドル高の影響を受けた。売り上げは前年比91%(1兆4333億ウォン)、営業利益は83%(4463億ウォン)増加した。
エピスを除いたサムスンバイオロジクスの別途の基準でも2020年の売り上げ1兆ウォン達成後、2年で2兆ウォンを超えた。営業利益は昨年より80%増の9681億ウォンだ。
サムスンバイオロジクスは2011年に創立。2020年に初めて売り上げ1兆ウォンを突破し、2021年には1兆5680億ウォンに拡大した。昨年は金利引き上げ、物価上昇など厳しい経営環境の中でも3四半期ぶりに売り上げ2兆ウォンを突破し、急速に成長している。
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