韓国産1号の新型コロナウイルスワクチン「スカイコビワン（SKY Covione）マルチ株」（SKバイオサイエンス）の接種が5日、全国の保健所や一部委託医療機関で可能になった。4日午後の段階で接種に参加する機関は全国17市道1383カ所だ。
スカイコビワンは6月、品目許可を獲得した遺伝子組み換え方式のワクチン。18歳以上の成人未接種者に対する1・2回の基礎接種用で、オミクロン変異ウイルスに効果があるとされた韓国での研究結果などを基に追加接種への活用も検討されている。
韓国政府が先に購入した1000万回分のうち、初回分の60万9000回分が先月30日、出荷された。
米ノババックスのワクチンも5日から接種対象年齢が従来の18歳以上から12歳以上に拡大される。海外では既にインドをはじめ欧州連合（EU）、米国など8カ国で12歳以上に対するノババッグスワクチン接種が実施されている。
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