韓国リサーチが今月1~4日、韓国の満18歳以上の男女1000人を対象に「助力尊厳死立法化および支援」に対する世論を調査した結果、助力尊厳死立法化に賛成するという意見は82%だった。
耐え難い苦痛に見舞われている末期患者が希望すれば、医師の助け(助力)を受けて自ら人生を終えられるようにする「助力尊厳死(医師助力自殺)」法案が先月、国内で初めて発議されてから1カ月が経つのを前に、初の世論調査結果が出た。
それによると、助力尊厳死の立法化に賛成するという意見は82%で、反対するという回答は18%だった。年齢別では60歳以上で賛成の割合が86%で最も高かった。反対意見は30代が26%で他の年齢層に比べて高かった。
賛成する理由としては「自己決定権保障」という回答が25%で最も多かった。続いて「品位のある死に対する権利」(23%)、「家族の苦痛と負担」(20%)などの順だった。
助力尊厳死立法化に賛成する理由は年代別で違いを見せた。
自己決定権の保障は18~29歳では44%で最も多かった。品位ある死に対する権利は60歳以上では29%、家族の苦痛と負担は40代で26%と、それぞれ高かった。
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