韓国でマッコリが第2の全盛期を迎えている。MZ世代のマッコリ消費が増えたのが市場拡大につながった。この世代は特に、コスパが優れたプレミアムマッコリの購入に積極的だ。
韓国農水産食品流通公社によると、国内マッコリ小売市場の規模は2016年以前、3000億ウォン台にとどまっていた。それが2019年には4500億ウォン台に急成長。2021年には5000億ウォンを突破したと同公社は推定している。
マッコリは他の酒類に比べて税金の恩恵が多く、消費者に相対的に安く供給される。酒税もビールが1リットル当たり855.2ウォンであるのに対し、マッコリは1リットル42.9ウォンに過ぎない。 逆に言えば、マッコリ1本当たりの原価は焼酎やビールに比べてはるかに高い。
こうした事実が知られ、マッコリを求める若者が増えている。ワインより安いのに、同じように豊かな味わいを楽しめるという認識が広がっているのだ。
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