
韓国SK会長兼韓国高等教育財団理事長のチェ・テウォン(崔泰源)氏がこのほど、ソウルの同財団カンファレンスホールで奨学生らと会い、AI時代の変化と未来の人材像をテーマに対話した。同財団が明らかにした。そのなかで、チェ会長は「AIがすべての答えを示す時代が来ても、結局重要なのは、人間がどんな質問を投げかけ、どんな方向を設定するかだ」と述べた。
まず、チェ会長は「AIと共存する時代には、技術を活用する能力だけでなく、社会をどのように設計し、導いていくのかを考える力がさらに重要になる」と強調した。また、「ビジネスは常に最悪の場合を先に想定するところから始まる」とし、ある状況が起きた時に自分へ及ぶ影響や取るべき対応を事前に考えることが大切だと説明した。「未来は当てるものではなく、準備するものだ。不確実性を恐れるより、さまざまな可能性に備えた人が、より大きな機会を作ることができる」とも語った。
さらに、これからの優れた人材の基準は知識量ではなく、社会が解けずにいる問題をどれほど解決できるかになると指摘。「誰かが決めた答えについていくのではなく、自分だけの質問と価値を見つけ、失敗を恐れず挑戦しながら、自分だけの答えを作っていってほしい」と奨学生らに呼びかけた。
韓国高等教育財団は、故チェ・ジョンヒョン(崔鍾賢)先代会長が設立した公益財団。チェ会長は1998年に第2代理事長に就任し、博士級人材の育成に加え、学部生の融合的思考と問題解決力を育てる事業を運営してきた。
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