
性的不祥事(セクハラ)や試験問題の管理不備が大学側の調査で確認された、韓国・光州の私立大学の教授に対する最終処分が遅れている。懲戒手続きが長引いていることで、この教授が2学期(秋学期)の講義を担当する可能性が浮上しており、大学内外で批判の声が上がっている。
大学側によると、教員人事委員会は今月初め、この教授に対する懲戒の請求を議決し、学校法人へ案件を送付した。今後は学校法人の教員懲戒委員会が処分の有無や重さを最終決定する。しかし、学校法人の理事会が交代する時期と重なったため、手続きが当初の予想より遅れる可能性が出ている。大学側は、7月の理事会に上程されれば8月頃、上程されなければ8月の審議を経て9月頃に最終決定が下されるとみている。
最終的な懲戒が確定していないため、現時点では教授の2学期の講義は通常通り割り当てられる可能性が高いとされる。大学関係者は「まだ懲戒が確定した状況ではないため、現時点では授業の割り当てなどは通常通り進められている。最終決定が出ればそれに合わせて処分をする」と話した。
これに対し、大学内外からは「性的不祥事や試験問題の管理に問題があった教授が、再び教壇に立つのは納得できない」との非難が相次いでいる。学生らは大学側に対し、不安を解消するための説明や後続対策を求めており、ある学生は大学のコミュニティーサイトで「通常のように授業をするからといって、教授の行為が正当化されるわけではない。教授と大学は恥を知るべきだ」と指摘した。
この問題を巡っては、ニュース1が今年2月、同大の講義で試験問題が研究室所属の大学院生を通じて、その交際相手である学部生に事前に流出した疑惑をスクープした。大学の人権センターなどが調査した結果、教授の指示で大学院生らが試験問題を作成・管理していた事実が確認され、ずさんな試験管理体制が露呈した。ニュース1は続報で、この教授が女性の大学院生にモーテルへ行こうと誘うなどの性的不祥事を起こし、大学側が重い懲戒にあたる「停職」を求めた事実も単独で報じていた。
人権センターは、深夜の呼び出しや研究室の不適切な運営方式などを懲戒事由として認定。試験問題流出疑惑については「管理全般が非常にずさんだった」と判断し、大学の監査室へ案件を移送していた。現在、教授に対する懲戒手続きは学校法人による最終判断だけを残しているが、news1の再三の取材に対し、教授側からの回答は得られていない。
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