
別れを切り出した元交際相手の女性にストーカー行為や暴行を繰り返したとしてストーカー犯罪処罰法違反などの罪に問われた男(43)の論告求刑公判が18日、韓国・大邱地裁安東支院で開かれた。検察側は男に懲役2年6カ月を求刑した。男は位置追跡用の「電子足輪」を装着されながらも被害者の周辺をうろつき、1日に最大100回も接近通知の警報を鳴らすなどして女性を追い詰めていた。
男は2022年から交際していた女性(53)に対し、常習的に暴言や暴行に及んでいた。2025年5月に慶尚北道醴泉(キョンサンブクト・イェチョン)郡のキャンプ場で別れを告げられると、車内で無差別に暴行を加えて全治2週間のけがを負わせた。女性が警察に通報した後も、メールの送信や住居侵入などのストーカー行為をやめなかった。
地裁は捜査段階で拘束令状を棄却し、男に接近禁止や電子足輪の装着命令などの暫定措置を下した。しかし、配達業を営む男が女性の自宅や職場の周辺を通るたび、女性の端末には加害者が接近したことを知らせる警報が1日60〜100回も鳴り響いた。
警察は「業務上の移動経路が重なったため」と判断したが、女性は精神的に追い詰められ、「被害は死を予告するようなもの。加害者を隔離してほしい」と悲痛な訴えを続けていた。度重なる恐怖から女性は仕事を辞め、別の地域へ逃げるように移住を余儀なくされたという。
男はすでに最長9カ月間の電子足輪の装着期間を満了し、現在は装置を外した状態となっている。
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