
韓国で、高速道路を走行中の乗用車に、反対車線から飛んできた巨大なキャンプ用品が直撃する危険な事故が発生した。被害に遭った車には幼い子ども2人が乗っており、一歩間違えば大惨事につながりかねない緊迫した事態だった。
交通事故専門のユーチューブチャンネル「ハン・ムンチョルTV」が、中央分離帯を越えて飛んできたルーフトップ(車載型)のキャンプ装備が衝突するドライブレコーダーの映像を公開した。
事故は、被害車両が高速道路の追い越し車線(第1車線)を通常走行していた際に起きた。突然、対向車線から宙を舞った巨大な物体が瞬く間にフロント部分を直撃。車は大きく破損し、修理費だけで1400万ウォン(約154万円)に上る被害が出た。

当時、後部座席には8歳と6歳の子どもが乗っていた。家族はホテルへ向かう休暇の途中だったが、事故の激しい衝撃と恐怖から旅行をすべて取りやめ、帰宅を余儀なくされた。運転していた親は「再び積載物が飛んでくるのではないか」という不安に悩まされ、今も第1車線を走ることができないなど、深刻な精神的トラウマを訴えている。
事故を起こした車両は現場からそのまま走り去ったが、通報を受けた警察が周辺の防犯カメラなどを1週間にわたって追跡し、特定した。調べに対し、加害運転者は車体上部に取り付けていた装備が脱落したことに気付かないまま、自宅まで走行していたと説明したという。
ハン・ムンチョル弁護士は、車の屋根に装着するキャンプ装備などが高速走行中に外れた場合、後続車や対向車に致命的な被害を及ぼす恐れがあるとし、運転者に対して積載物の徹底した管理と安全点検を呼びかけている。
(c)NEWSIS